祖母の家から近い土地を選んで正解だった

将来のことなんてわかりっこないのだから、新しい住まいを作ることは簡単ではありません。でも、私の家の場合は偶然的に良い方向へころがりました。
私が中学生だったころ、まだ祖母の平屋で暮らしていました。増築したものの、親はやはり新築が欲しいと、新しく家を建てることにしました。そこで選んだのは、祖母の家から徒歩5分足らずの土地でした。他にももう少し離れた場所にもっと大きな土地があったのですが、駅により近いという理由から今の場所にしたそうです。将来のための不動産投資も考えたのかもしれません。
これが良い選択になったのは、両親が共働きで、更に家事までやるとなるとかなりの負担になったようで、結局は前のように祖母に料理を手伝いに来てもらうようになったからです。もし今の家が遠かったなら、祖母はそう頻繁に家を訪ねてこられなかったでしょう。もともと料理が趣味で生きがいとまで言う祖母はるんるん気分で家に来ました。これは予想しなかったことですが、家族がいるならあまり離れた場所の土地は選んではダメだなと思いました。